長尾と馬場崎の対談ブログ
こんにちは。最近、パーマをかけようかどうか迷っている長尾です。
今回から、住宅事業部の馬場崎君と語るという対談ブログを、いつまで続くか分かりませんがやってみたいと思います。よろしくお願いします。
長尾(以下、Nとします。)
「馬場崎くんってなんで建築を志したの?俺、子供のときから「~になりたい」とか何かの職業につきたいとか思ったことなくて。」
馬場崎(以下、Bとします。)
「小さいときからですね。僕、子供んときからレゴブロックが好きでずっとやってたんですよ。」
N「へえ〜。いや俺もレゴブロックは好きだったよ。まあまあやってたよ。バケツに入ってるやつ。」
B「僕はとにかくレゴばっかりやってました。ブロックが好きだったんでしょうね。ほんとに小さい時はレゴではなくもっと簡単なブロックだったと思うんですけどね。だから、仮面ライダーとかウルトラマンとか普通男の子が通りそうなものも通ってないんですよ。」
N「へえ〜。どちらかは普通通るよね。じゃあその頃から建築士になりたかったの?」
B「いえ、最初は宮大工になりたかったんです。それで高校もそういう高校に進学したんですが、そこで建築士の仕事を知って、ああ、こっちの仕事も面白そうだなと思って、この道に進むことを決めました。」
N「そうなんだね。てか、最初は宮大工を目指してたんだね。すごいね。」
B「大工さんの匠の技を見るのが好きなんです。ずっと見てられます。」
N「おぉ、そっかそっか。で、そんな馬場崎くんに見てもらいたい本があるんよね。この本のこの部分を読んでどう思う?」
さて、このように小さな家にはさまざまなメリットがあるのですが、さらに魅力を引き出すにはプランニングがとても重要です。例えば同じ百平米の家でもプランニングの良し悪しで、その家の大きさや豊かさの体感は大きく変わります。
建築の空間は立体的に三次元でできていますが、建築に携わる専門家は二次元の図面やスケッチを見るだけで、その建築の空間の質のほとんどを読み解くことができます。あたかもそれは音楽の専門家が楽譜を見ただけでその曲のことがわかるようなものです。そして図面のなかで最も重要で、最もその住宅の質を詳細に伝えるのは平面図だと思います。建物のスケールが小さくなればなるほど、人の心身のことを理解していなければならないのでプランニングの難易度は上がるでしょう。そして平面図からだけでも、その住宅における暮らしやすさ、構造的な堅牢さ、風通し、明るいところや暗いところ、家の中での人の動き、そしてコストまでがおおよそわかり、さらにはこの平面図を書いた人の力量、情熱、努力、価値観、理解度といったリアルな内面も読み取れてしまいます。私がここで使う”プラン‘“や”プランニング“という言葉はこの平面図や平面計画のことを意味します。物理的には小さいけれど、そこに住まう人には広々と感じられる家をつくるためにはこのプランニングの技術が不可欠です。
『住まいの基本を考える』著:堀部安嗣氏 P20 平面図を読む 引用
N「俺は今まで不動産の仲介営業をメインにやってきているから、この文章の言わんとすることは理解はできるんやけど、体感で分かることはできないんよね。」
B「ほんと、ここに書いてあるとおりだと思います。僕はこの中で特にこの2つ(「情熱」・「努力」)が大事だと思います。」
N「おぉ、馬場崎くんのナイスリアクションが嬉しいよ。そして、馬場崎くんがその2つに特に大事だと思うという意見を聞いて、なんだかとても嬉しいよ。」
B「いや、ほんとにこのとおりだと思います。平面図を見たら全部分かります。ちなみに、僕、一度見た図面はだいたい暗記できます。」
N「まじで?それすごいね。」
B「先日も従姉妹から住宅の件で相談があり、図面を見せてもらったのですが、ここがこうだなとか思うことがありました。」
N「なるほど。すごいね。ちょっとこの別の本も見て欲しいんやけど、この建具の色とかいいよね。俺は経年美化していく素材を使った家づくりがしたいんよね〜。」
『アイノとアルヴァ二人のアアルト』アルヴァ・アアルト財団/ギャラリー エー クワッド 編
ニーナ・ストリッツラー=レヴァイン/ウッラ・キンヌネン/皆川明/安東美穂子/パトリック・フレミング/白川裕信/岡部三知代 執筆
宇井久仁子 フィンランド語監修・翻訳
B「分かります。いいですよね。」
(次回に続く。)
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