『光の芸術家 ゆるかわふうの世界~宇宙の記憶~』
6月3日より福岡アジア美術館にて開催されている『光彫り作家 ゆるかわふう作品展』に行ってきました!
以前、テレビで紹介されているのを見て実際に見てみたいなと思っていた所、福岡で開催されることを知りとても楽しみにしてました。

この作品、なんと住宅などの建築の断熱材として使われるスタイロフォームから出来ているんです!

発泡断熱材のスタイロフォームを金属ブラシで削ったり、半田ごてやシンナーで溶かしたりして凹凸をつけ、 背面からLEDの光を当てるという『光彫り』という独自の手法で創り出された作品は、 暗い展示室の中に幻想的に浮かび上がり、とても素晴らしく引き込まれました。
私が作品展に行ったこの日は、ゆるかわふう氏が作品展のトークイベントで来場されており、 作品の説明をして頂きながら一緒に会場を周ることが出来てラッキーでした。
この光彫りという手法は、ゆるかわふう氏が大学で建築を学んでいた頃、建築模型を作る際に使用していた断熱材にある時、光を当ててみたところ 青い光が浮かびあがり、趣味のダイビングで魅せられた海中の青と重なったことから生み出されたそうです。

展示室に入るとまず福岡の見たことのある景色が…

展示会をする際、その地域にちなんだ作品を展示するそうです。
それまで展示会をされた神戸、横浜の作品も展示されてました。


ぞうの親子の『約束の地へ』という作品はオレンジ色の断熱材を使っており、黄金色に輝いてました。

断熱材の色でこんなにも作品のイメージが変わるんですね。
この展示スペースは照明の切り替えで光をあてたり、切ったりと全然表情の違う作品を見る事が出来ました。

本当に断熱材を削って作った作品だということがわかりました。
ちなみにオレンジ色の断熱材はホームセンターに売ってるのを使ったそうです。
次に作家さんが飼っているネコちゃんの作品、毛並みのフワフワ感の繊細な表現が素晴らしかったです。


さらに進みと展示スペースは3つのエリアで構成されており、 最初の「海エリア」は壮大な海を表現した作品で海の青色に引き込まれる感じとクジラや白熊の躍動感が凄かったです。




次は「羽衣伝説エリア」

羽衣をまとった天女が空から舞い降りてくる姿を描いています。
モデルは藤田ニコルさん。


初の人をモデルにした作品だそうで肌の質感が透き通るようでした。
最後は「空エリア」

この空のブースはスタイロフォームの作品の手前にアクリル板を設け、空の色の微妙な移り変わりを表現していました。
その繊細な色は写真で映すのが難しく、実際にご自分の目で見る事をお勧めします。
このエリアだけは今まで写真撮影NGにしていたそうですが、この福岡の展示会から写真撮影OKにしたそうです。
目で見たようには写真で写せない微妙な色の違いは撮影NGにしていたというのがわかります。
私も写真撮ってみましたが、やっぱり難しい。
7月9日(日)まで開催されてますので是非実際に鑑賞してみてください! とても素敵な作品と物腰が柔らかい作家さんのお話で癒された一日になりました。


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