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朝晩がすっかり冷え込むようになり、秋の深まりを感じる今日この頃ですが皆さまいかが

お過ごしでしょうか。

私は先日、福岡市科学館で開催されている「キボリノコンノ展」を見に行ってきました。

会場には、木彫作家『キボリノコンノさん』による作品がずらりと並び、どれも「木でできている」とは思えないほどのリアルさでした！

会場には木で作られた身近な食べものなどが展示されており、チーズトースト・目玉焼き・お餅・カステラ・たこ焼きなど、またお菓子では誰もが一度は手にしたことのあるアイテムが再現されていました。

お餅のやわらかく伸びる感じや、ゼリーの透明感やプルプルっとした感じがとても伝わってきました。

特に目を引いたのは、「きのこの山」や「コアラのマーチ」などお馴染みのお菓子や「白い恋人」や「マルセイバターサンド」といった有名なお菓子たち。

チョコレートのツヤやクッキーの焼き色、包装紙のシワまで丁寧に彫られていて、思わず手を伸ばしたくなるほどの完成度でした。
このお菓子が本物の箱に入っていたら、きっと気づかず口に入れそうです。

「シガール」はユーモア溢れる表現で展示されてました。

さらに会場を進むと、驚くほどリアルな光沢のある『まぐろのお寿司』や『お肉』、『朝食メニュー』のコーナーもあり、鮭や納豆、海苔、その海苔の袋までもがすべて木で表現されていました。

食べ物以外にもティッシュや絵の具などもありました。

どれも木の質感を活かしながら着色の技術も素晴らしく、素材ごとの質感や重さ、生活の温度まで感じられるような作品に圧倒されました。

「木彫」というと堅い印象を持ちがちですが、キボリノコンノさんの作品はどれも日常に寄り添う温もりを感じるものばかりでした。

「キボリノコンノ展」は11月9日まで、福岡市科学館で開催されています。興味を持たれた方はリアルな作品を是非見に行かれてみてください。

会場内の最後に本物の食べものなどに紛れた”本物そっくり”な木彫りを見つけ出すという『木彫りはどっち？』というクイズコーナーがありました。
12問用意されていましたが、ほんとにそっくりすぎてわからないんです！
是非挑戦してみてください。